CLANNAD、はぴねす!

CLANNAD

かばんをさげたしりあいがあらわれた。
…[>たたかう じゅもん どうぐ にげる(ぉ


朋也「校舎に棲んでる妖怪かなにかか、おまえは」
ことみ「??」
首を傾ける。
何か思いついたらしい。
ことみ「なにかよう…」
朋也「その先はもう言わなくていいから」
あまりにもベタすぎるので、速攻で止めておく。
ことみ「………」
不満げな顔で、」俺を見る。
ことみ「今のは『ご用ですか?』くだけた言い回しである『用かい?』と、空想上の存在であるところの妖怪を引っかけた…」
ことみ「とっても高度な…」
…どこがw


朋也「どんな本なんだ?」
ことみ「かいつまんで言うと…」
ことみ「人間の意識はアルゴリズミックではなく、コンピュータには置き換え得ないことを量子力学論的立場から検証する本なの」
朋也「…何言ってんのかサッパリわからないんすけど」
ことみ「とってもとっても興奮するの」
ことみ「読んでいると、血湧き肉躍るの」
朋也「………」
俺には理解できない異常性癖の持ち主だった。
…まあ、異常ですねw


次に差し出してきたのは、黒い表紙のついた古めかしい本だった。
ベストセラーにしては、ずいぶんといかつい感じだ。
ことみ「これ、小説とはちょっと違うけど…」
ことみ「いろんな国で大ベストセラー」
朋也「難しいんじゃないのか?」
ことみ「ううん。そんなことないの」
ことみ「子供も大人もみーんな読んでるの」
…で、どういうのかというと…
よーく目を凝らしてタイトルを見ると『旧約聖書』と読みとれた。
朋也「アーメン」
丁寧に唱え、机の端にどけた。
朋也「っていうかおまえ、キリスト教徒なのか?」
ことみ「…それでね、こっちにコーランもあるの」
ことみ「いろんな国で大ベストセラー」
ことみ「あと、こっちがラーマーヤナ
ことみ「いろんな国で大ベストセラー」
ことみ「どれもとっても素敵なの」
朋也「………」
ひとりぼっちの宗教戦争だった。
…まあ、確実に大ベストセラーで子供も大人もみーんな読んでるけど…

はぴねす!

全クリですよー
魔力を分け与えるって、Fate思い出して、やるのかとおもいましたよ(ぉぃ
まあ、その後やりましたけどww
でも、ふたり同時進行ってねぇ…
まあ、全体的には結構面白かったですよw